こんにちは！… 
前回の記事、【指標を使わないでチャートを読むこと‥】…の続きになります。

…前回は『アル・ブルックス』のトレードの指針から、プライスアクションを読んで、
　利益率が高い２～３種類のセットアップに限定して仕掛ける‥という記事を書きました。

　今回は前回に続いて‥「セットアップ」の記事を書きたいと思います。

　2種類に限定したセットアップは『ボブ・ボルマン』の代表的な‥プライスアクション‥
　『レンジブレイク』とレンジブレイクを見送った場合の『ブレイクアウトプルバック』で　
　す。

＊＊18日のEUR/USD・東京市場とヨーロッパ市場午前中の2つのスキャルピングですが‥
　　両方とも（長いレンジから緊張したクラスタ）ビルドアップを経てレンジをブレイク
　　しました。
　　18日‥EUR/USD（上段：5分足　　下段60分足）

…東京市場は出来高が少ないので目標値は、レンジライン(斜線）のブレイクアウトで、　
　10pipsのスキャルピングです。
　（レンジラインと25EMAに挟まれてビルドアップされています）

…ヨーロッパ市場寄付きでは
　東京市場からのレンジが、非常に緊張感の有るビルドアップ（水平のクラスター）になり
　ました。

…ブレイク後は、最初のフォロースルー（3本の陽線）で半分利確して、
　残りは損切りの逆指値を仕掛け値のトントンになる位置まで移動して…
　目標値（20pips)は、マグネットになる…切りの良い00の数字（1.2200）です。

…ヨーロッパ市場ではブレイク直前の8本の足が、パーターンラインと少し離れているの　　　
　で、シグナル足はブレイクした陽線の次の小さいはらみ足になりました。
　（ブレイクした陽線でも仕掛けられますが…）

…ブレイクした陽線の高値付近にはらんだ小さい陽線とのセットの足は‥
　5分足スキャルピングの書籍では、（コンビパターン）と言って非常に強いセットアップ　
　になります。

…ブレイク前には25EMAが基点になっていることが5分足チャートから確認出来ます。

…尚、60分足で見るように、直近の支配圧力はブル側にあります。
　また、1.2200の目標値までには障害になる抵抗線が無く進路が開けていました。

……もし、ビルドアップが弱かったり、レンジラインの境界線がそろわなかった場合、
　　もしくは、急にブレイクしたような場合には。ブレイクアウトを見送っても…
　　次の『ブレイクアウトプルバック』のチャンスがあります。