ボブ・ボルマンとアル・ブルックスのレンジ戦略の違い
おはようございます!…… 4日午前11時過ぎです。
今は…カフェにも行けないので、
部屋でコーヒーを飲みながら…『狭いレンジ戦略』について考えて見ます。
昨日は、ヨーロッパ市場でトレードをしました…
61.8%のフィボナッチ、チャネルライン、スリープッシュなど…
複数のテクニカルが反転の分析になったので、売りだけを考えていました。
しかし、EU市場の時点ではまだブル派の支配が続いています…
3日ドル円チャート(上段:5分足 下段:60分)
・・・【狭いトレーディングレンジ】はよくあるパーターンで、
『ボブ・ボルマン』と『アル・ブルックス』のレンジ戦略には違いがあります。
私はボブ・ボルマンのブレイクアウト戦略が中心です。
しかし、料理のスパイスのようなかたちで、アル・ブルックスを利かします。
昨日のUS市場は見ていませんが…
ヨーロッパとアメリカ市場の(四つの狭いレンジ)について考えて見ようと思います。
…水平の狭いレンジも傾斜したフラッグも同じようにブル派とベア派の圧力が拮抗した
狭いレンジと考えています。
狭いレンジは基本的にそれまでのトレンド方向の継続パターンです。
しかし、強いトレンド相場以外では、その判断は実際には難しくて…
トレード方向の判断には、直近の支配圧力、目標利益までの抵抗、レンジの高値・安値
付近、スイングの終わり付近(大きなレンジになる)、などの状況判断が必要です。
・・・レンジにはダマシのブレイクが多くて、
上方に少しブレイクすると直ぐにベア派が対抗して圧力をかけるので、ブル派が逃げて
(上ヒゲになる)…下方へのブレイクも同様です。
…アル・ブルックスは狭いレンジは逆張り派で、
ブレイクはダマシになることが多く、基本ブレイクしないと考える戦略です。
…ボブ・ボルマンはブレイクアウト戦略です。
しかし、昨夜のように…支配圧力に逆らった上方へのダマシのブレイクに対しては、
失敗ブレイクからのトレードと言って、逆張りのような形になります。
私は狭い継続のレンジは難しいので…
アル・ブルックスのスパイスを利かして・・・逆張り派を意識して、
その時の相場の圧力と状況をセットアップよりも優先するようにしています。。
昨日の四つのレンジに対しては…
…最初のフラッグは反転を想定した逆張りで売りのスキャルピングです。
2番目の水平のクラスターも反転を想定した売りのスキャルピングです。
…3、4番目はトレードしていませんが、直近の圧力がベア派に変わったので、
上方のダマシのブレイクで一部の未熟なブル派が行き詰まったところを…
失敗ブレイクからの売りトレードです。
昨夜は反転が分かりやすく、比較的トレードし易い相場だったように思います。