【移動平均線の逆マグネット効果】…トレード検証
おはようございます・・・
先日、移動平均線(25EMA)についてブログを書きましたが、その続きのようになりました…
価格は移動平均線を中心にして、上下にジグザグを繰り返しています…
移動平均線は多くのトレーダーが注目しており…平均線に価格が引き寄せられるのを待ってからエントリーを考えます。
移動平均線からローソク足が離れた状況でブレイクした場合は…
移動平均線にローソク足が引き戻される(逆マグネット効果)が働き、
移動平均線を試す事で損切りにかかるケースがよく有ります。
(上段:5分足 下段:30分足)ドル円…19日UK寄付の5分足ブロックブレイク
**ドル円…UK寄付、ブロックブレイクでの継続トレード(売り)を私は見送りました。
しかし、結果は50pips弱下落しています…
…この5分足でのブロックブレイクを検証してみようと思います。
【トレードを見送った理由・・・】
①30分足を見れば、ブロックはレンジの安値付近にできています。
…通常レンジ安値付近では、
ベア派の利食い買いと、ブル派は安値で買ってくるところです。
…また、逆張り派の攻撃も考えないといけない場所です。
②5分足チャートのシグナル足は、ブロック最後の長い陰線のあとに2本の同時線がはらみ、
非常に強い(ダブルのコンビ)がシグナル足になりました。
…しかしWの同時線のシグナル足と、移動平均線が離れています。
損切をWの同時線の1pips上に置いた場合には、移動平均線の下がストップ位置になっ
て移動平均線の水準に逆マグネットが働けば損切になります。
但し、移動平均線は価格に遅行するので、トレード環境が良ければ平均線を無視する
ケースもありますが…
(テクニカル的に、スキャルピングの損切位置は移動平均線を考慮して置かれます)
③日足を見れば、108.40の水準に支持線が有ります。
(全体の支配圧力はベア派にありますが)・・・
トレードは確率で考えるので…
結果はともかくとして…やはり、私はテクニカル的に見送ることが正解だと考えます。
特に、レンジ安値近辺での継続方向へのトレードを回避しました。