こんにちは・・・
きょうは天気も良くてトレードも休みなので…近所の大阪住吉大社に小さなデジカメをもって散歩に行こうと思っていましたが…

・・・ベッドに寝転んでコーヒーを飲みながら、ボブ・ボルマンの本を2時間ぐらい読んでいるとブログを書きたくなってきました。

ボブ・ボルマンの本をお勧めする理由です・・・

彼の最初の書籍（70ティックチャート）を書店で手にした時の印象を今も覚えています。
8年ほど前になると思いますが…
その頃はアル・ブルックス著のプライスアクショントレードの続編がすごく複雑で難解で…
少々嫌になっていた頃です。

書店で立ち読みした第一印象は…とても分かりやすい平易な文章で書かれていたことです。
（海外のトレード本には読み難い訳本が多いと思います。特にアル・ブルックスは…）

もう一つは…「スキャルピングは誰にでも向いているわけではない。少なくとも本書を読めばこれに向いているかどうかは分かるだろう」…という彼の言葉のような書き出しです。

…こう書かれていれば、スキャルピングとプライスアクションに興味を持っている人は読みたくなると思いますよね！
値段も、3800円はパンローリングにしては安い方です。

・・・少し前置きが長くなりましたが、
「彼の書籍は、自分のトレード戦術について考えるヒントをたくさん与えてくれます」

彼の年齢は私とそれほど違っていません・・・　私は思うのですが…、
彼は一人のトレーダーという孤独な職人なので…社会との接点を持つために、彼が苦労して手に入れたＦＸの戦略を、正確に社会に伝えることで社会との繋がりを求めたのだと思います。
彼がとても優秀でそして孤独な職人だったから・・・

…彼の書籍は2冊で1000ページ近くに及びます。
しかも、１プラス１がイコール２になるような、一つの答えが書かれているような本ではありません。
トレードの世界に答えが有れば、価格は止まってしまいます。

しかし、彼はその戦略について各々のパーツの構成・組み立てを、論理的にひとつのストーリーに仕上げて、独自のスキャルピング戦略として分かりやすくまとまっています。

アル・ブルックスは、一つ一つの各パーツはとても優れていて魅力的ですが、組み立てが良くないと思います。
読者にとっては、「ひとつの戦略としてのストーリー性」があれば理解しやすいと思うのですが、全体的なまとまりを欠いた構成が・・・難解な書籍になっている原因だと思います。

ＦＸスキャルピングの教材を求めているのなら、
世界の第一人者であるボブ・ボルマンの書籍を手に取られてはいかがですか？
　…2冊で1万円程度です。

但し…初心者の方なら3年は彼の本と向き合いながら、1万ロット程度で実践トレードを繰り返しながら本を読み、そして考え続ける必要があると思います。
彼は私たちが理解できるように、考えるヒントをたくさん書籍の中で与えてくれています。

最終的にFXスキャルピング戦略を作り上げるのは、各々の読者に任されているのだと思います。

会社での色々なビジネスでも、会社で必要とされる人材になるまでには…優秀な人でも最低５年程度はかかると思いますが…