カフェでボブ・ボルマンの話は如何ですか…

一本の移動平均線だけをチャートに表示したプライスアクション・トレーダーです。FX『テクニカル分析』を実践する楽しい仲間になって下さい‼

ドル円…東京寄付きのベアトラップから逆張り!

こんにちは!…7:00p.m.過ぎです。


雇用統計を控えて今日の東京市場・ヨーロッパ市場の米ドル/円は、
20pips幅の狭いレンジ相場になりました。


私がトレード可能だったのは、東京9:00a.m.のベアトラップ(ブレイクのワナ)ダマシから…、


反対方向へのブルフラッグのラインブレイクで、買いのスキャルピングだけです。


 (ドル円5分足チャート):7日東京市場…斜線のベアフラッグ


ダマシのブレイクアウトが…自動的に反対方向へ
カウンタートレードする条件を、常に備えているわけではないことは分かっていますが…


今回はベアトラップのあとに、
6本の足がブルフラッグのラインにそろって(ビルドアップ)…


次の仕掛け足がラインと25EMAをブレイクしたので「失敗ブレイクからのトレード」
のようなカウンタースキャルピングになりました。




ボブ・ボルマンの「失敗ブレイクからのトレード」は…
不利な方向に向かうビルドアップから、その時の支配圧力と反対方向への「ブレイクアウトの失敗」を待って…、
ブレイクの失敗を確認後にカウンターブレイクで支配圧力の方向へ仕掛けます。



今回は長いレンジで支配圧力は均衡していたので…、


一部のブル派を罠にかけた「ベアトラップ」から…
ブレイクの失敗を確認後に(レンジライン内にローソク足がもどった…ラインにタッチしたときが失敗の確認)、
ブルフラッグのセットアップが出来たのでカウンターのスキャルピングで仕掛けています。




もう一つのチャンスは、東京市場午後の小さいヘッドアンドショルダーズ(小さい水平ライン)ですが…
これは、ほとんどのローソク足が3pips以下の同事線で出来高が少ないのでトレードを見送ります。

5日 9:40a.m. ドル円の狭いレンジブレイクを見送りました

おはようございます!


5/5…GW最後の一日ですね。


ドル円 9:40a.m. 
       …長いレンジから安値を切り上げて、
        ビルドアップからレンジラインを上にブレイクしています。     


        ブレイクアウトプルバックを待っていますが…ラインの上で短い足が
        ヨコに並んで行って、ブレイク自身が小さな抵抗になりそうです。


        プルバックで、少しラインを陰線の下ヒゲで抜けて25EMAにタッチして
        次の陽線が前の足をブレイクしてブレイクアウトプルバックのパターンに
        なりましたが…


        プルバック自身が小さなクラスター(抵抗)になってしまいました。


(東京市場/ドル円5分足) 



      ***GWで出来高が少ないのでブレイクアウトは無理なようです。


      …短い足がヨコに10本~20本並ぶ狭いレンジではブル派とベア派の力が拮抗
       しているので、ブル派が少しブレイクするとベア派が圧力をかけてくる
       ので継続方向へのブレイクは難しくなります。


      …強いトレンドがあるとき以外は、狭いレンジから継続のブレイクを狙う
       のは注意が必要です。


   
10:20a.m. …このまま狭いレンジが続きそうなので、EU市場まで休憩します。

ボブ・ボルマンとアル・ブルックスのレンジ戦略の違い

おはようございます!…… 4日午前11時過ぎです。


 今は…カフェにも行けないので、
 部屋でコーヒーを飲みながら…『狭いレンジ戦略』について考えて見ます。
 


 昨日は、ヨーロッパ市場でトレードをしました…
 61.8%のフィボナッチ、チャネルライン、スリープッシュなど…
 複数のテクニカルが反転の分析になったので、売りだけを考えていました。


 しかし、EU市場の時点ではまだブル派の支配が続いています…
 
 3日ドル円チャート(上段:5分足  下段:60分)



・・・【狭いトレーディングレンジ】はよくあるパーターンで、
   『ボブ・ボルマン』と『アル・ブルックス』のレンジ戦略には違いがあります。

   
  私はボブ・ボルマンのブレイクアウト戦略が中心です。
  しかし、料理のスパイスのようなかたちで、アル・ブルックスを利かします。


  
  昨日のUS市場は見ていませんが…
  ヨーロッパとアメリカ市場の(四つの狭いレンジ)について考えて見ようと思います。


 …水平の狭いレンジも傾斜したフラッグも同じようにブル派とベア派の圧力が拮抗した
  狭いレンジと考えています。
  狭いレンジは基本的にそれまでのトレンド方向の継続パターンです。


  しかし、強いトレンド相場以外では、その判断は実際には難しくて…
  
  トレード方向の判断には、直近の支配圧力、目標利益までの抵抗、レンジの高値・安値  
  付近、スイングの終わり付近(大きなレンジになる)、などの状況判断が必要です。



  
 ・・・レンジにはダマシのブレイクが多くて、
  上方に少しブレイクすると直ぐにベア派が対抗して圧力をかけるので、ブル派が逃げて 
  (上ヒゲになる)…下方へのブレイクも同様です。


  
 …アル・ブルックスは狭いレンジは逆張り派で、
  ブレイクはダマシになることが多く、基本ブレイクしないと考える戦略です。
   
 …ボブ・ボルマンはブレイクアウト戦略です。
  しかし、昨夜のように…支配圧力に逆らった上方へのダマシのブレイクに対しては、
  失敗ブレイクからのトレードと言って、逆張りのような形になります。


  
  私は狭い継続のレンジは難しいので…
  アル・ブルックスのスパイスを利かして・・・逆張り派を意識して、
  その時の相場の圧力と状況をセットアップよりも優先するようにしています。。



  昨日の四つのレンジに対しては…


  …最初のフラッグは反転を想定した逆張りで売りのスキャルピングです。
   2番目の水平のクラスターも反転を想定した売りのスキャルピングです。


  …3、4番目はトレードしていませんが、直近の圧力がベア派に変わったので、
   上方のダマシのブレイクで一部の未熟なブル派が行き詰まったところを…
   失敗ブレイクからの売りトレードです。
   
   昨夜は反転が分かりやすく、比較的トレードし易い相場だったように思います。

ブレイクアウトプルバックとブレイクアウトへの試し‼

おはようございます!…… GW5/ 3 東京市場はお休みですが…


 タイトルの『ブレイクアウトプルバックとブレイクアウトへの試し』は…
 アル・ブルックス著の(プライスアクショントレード入門)の第6章そのままです。



…下記のプライスアクションは非常によくあります。 


 東京市場寄付き…US市場午後から続く、
         長いレンジからのブレイクアウトプルバックのトレード…


 EU市場寄付き  …東京市場午後から続く、
         長いレンジからのブレイクアウトプルバックのトレード…



 5月3日ドル円…5分足右手のブレイクアウトプルバックとブレイクアウトへの試し‼
    東京市場午前(上:5分足 下:60分足)



・・・『最高の仕掛けは長い枠の展開からブレイクしたとき(起点は25EMA)でビルドアップを経てから』
    …ボブ・ボルマンの言葉です。



…ブレイクアウトは逆張り派の抵抗で(ダマシになる)ことが結構あるので、
 私は、ダマシのダマシで2回目の仕掛けになる(ブレイクアウトプルバック)のトレード
 のほうが多いです。(スキャルピング)



 ドル・円・・・
 今日は祭日で出来高も少なく、先週末から続く上昇スイングと、…
 先週末とのギャップを上昇で埋めてから東京9時に上昇ブレイクして、…
 2回目のブレイクアウトプルバックからブル派の圧力が午前中続いています。

プライスアクション/二人の世界的トレーダー‼

こんにちは!


 きょうはトレードがお休みなので・・・
   『逆張り的な…』、トレンドフォロー戦術について考えて見ようと思います。


 
   『私が気に入っている二人』…に共通している実践的なトレード戦術です。


 ボブ・ボルマンは…
 『失敗ブレイクからのトレード』…と名付けており、


 アル・ブルックスは…
 『逆張り派が損切りせざるを得なくなるところでの素晴らしいトレンドフォロー』
  と言っています。




    『トレンドの初期段階』のモメンタムが強い状況下でのトレード戦術です・・・



きょうは実際にトレードしたチャートが無いので、頭の中でイメージしてください…


トレンド日には、最高の反転パターンや長いトレンド足がカウンタートレード方向にできて、トレーダーを間違った方向に追い詰めるという面白い現象が見られます。


…つまり、『魅力的な反転パターンに見える』ダマシや、長い反転足が出来るという事です。



 
例えば・・・
東京時間から長く続くレンジ相場が下方に大きくブレイクアウトして…
EU時間にトレンドが発生します。


ロンドンの午前中に…魅力的に見える反転のWパターンが出来て中心部がブレイクされた時に…フォロースルーが無くてダマシになり…


Wパターンの右側のレッグがベアフラッグに変わって…フラッグラインがブレイクされると、
…反対側にはダマシのブレイクで買った一部のブル派が取り残される。


そしてブル派の損切りと、新規のベア派の参入で支配圧力の下降トレンドに戻ってしまう。




また…長い強い陽線の反転足が出来た場合には、それがダマシになり…
次にできた小さい陰線のはらみ足がブレイクされて下降トレンドに戻ってしまったり・・・



 
多くのトレンド日には、最高の反転足や魅力的に見える反転パターンのトラップができて、トレーダーを間違った方向に追い詰めるという現象が見られる。


また、トレンド日にはトレンド方向のセットアップが出来難く…
トレーダーがトレンドを追いかける事になり…結局、仕掛けが遅れてしまう。




最後に・・・
アル・ブルックスはマーケットが強いトレンドにあるときは、『近くに損切の逆指値を置いて…セットアップが無くても成り行きでいつでも仕掛けることができる』

…と言っていますが⁉